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ドローンを安全に飛ばす為に押さえておきたい5つのポイント

      2015/05/27

2015-05-24 22.06.00

飛行制限

ドローンやラジコンなど、法律上「模型飛行機」と該当されるものを飛ばす為には航空法で飛ばせる場所や高さが制限されています。

一般的にドローンを飛ばす区域として知っておきたい事は下記になります。

  • 空港から半径9キロ以内
  • 航空路で地表もしくは水面から150m以上
  • 航空路外で地表もしくは水面から250m以上

航空路以外なら250mまで飛ばせるのか。と思ったので航空路を案内しているサイトをいくつか見たのですが、ざっくりしててここからここまでみたいに正確な位置を割り出すことができませんでした。

引き続き航空路の概念を調査していますが、自信をもって航空路外だと思えない状況であれば150m以下で飛行させておけば問題ないでしょう。

(もし航空路に詳しい方がいらっしゃったら教えてください!)

ちなみに上記の規定範囲外で飛ばす場合は国土交通省に許可をとる必要があります。

ドローンは普段人が入りこめなかった場所に簡単に侵入させることができますが、他人の私有地をぐりぐり飛行させることは問題になりますので、承諾が必要になります。

機体に搭載されているカメラも時と場合によっては、「迷惑防止条例違反」になる事もありますので、他人のプライバシーに考慮したフライトを意識することも必要になってきます。

電波障害

ドローンは精密機器で機体の姿勢やフライト情報を制御し、電波によって命令を受けていますので、電波の影響の強い場所で飛行させると制御不能になったりCPUに異常をきたす恐れがあります。電波塔や変電所など強い電波を発する場所での飛行は避けるべきです。

ドローンが木に引っ掛かのであれば機体が壊れる程度で済みますが、電線などに引っ掛かると思わぬ大事故になる可能性がありますので十分に注意してください。

天候

わざわざ悪天候の日に飛ばす人はいないと思いますが、よく晴れた日でも風が強い日に飛ばすと、コントロールを失った機体とサヨナラしなければならない事に。。。

機体のコントロールを失って一番怖いのが他人に危害を加えてしまう事ですので、風が気になるのであれば飛ばさない。もしくは十分安全を考慮した場所でフライトさせるなどの注意が必要です。

モノにぶつけて破損が生じれば機体の修理や破損したものの賠償が生じます。保険に入っていれば賠償の負担を減らす事ができるでしょう。しかし、人にケガをさせてしまえば保険でカバーできる場合もありますが、それ以上に双方の心に深い傷を残すことになるでしょう。

ドローンは業務用に耐えうる機種になれば1キロをゆうに超えますが、中には十数キロにもなります。考えてみてください。500ml缶2~3本分もしくはそれ以上の重さの物体が空から降ってくる恐怖を。さらにそれくら思い物体を浮力させるプロペラは物凄い力で高速回転しています。

人に直撃すれば大惨事です。なるべく人気(ひとけ)のない場所、人がいても十分に警戒して注意を促せるような状況下であることが必要です。

公園等小さな子供がいると珍しがって近づいてくることもありますので十分注意して下さい。

さて、最初に触れた保険ですが、もともとラジコン用には日本電波安全協会の扱っているラジコン保険がありますが、最近ではドローン専用の保険も販売されています。

ドローンの活躍するシーンが増えれば、それに伴って保険の需要も増えていきますので、今後様々なドローン用の保険が登場することでしょう。

機体のコンディション

機体のメンテナンスを怠ってしまえば、事故につながります。

充電したつもりのバッテリーの残量がほとんどなくなっていたり、プロペラが疲労を起こして破断してしまったりと機体の異常を見つけられず墜落するケースもあります。

ドローンは簡単に飛ばせてしまうので手軽に飛ばして放置していると、次回飛ばそうとしたときにメンテナンス不足で事故につながります。

フライト前とフライト後は、機体の確認を怠らず、普段からメンテナンスを行う事が大事です。

最後に

ドローンを安全に飛ばす為に5つのポイントを紹介しましたが、まだまだ法整備も追い付いていない段階ですので、扱う個々のモラルが非常に大事になります。

ましてや発展途上のテクノロジーですので、今後さら技術の向上がなされ、それに伴いドローンの活躍シーンが増えることでしょう。そうなるとドローン人口も増えていきます。街中であちこちドローンが飛んでいる日が訪れるかもしれません。

活躍機会が増えて、これまで想定してなかったトラブルが起こることでしょう。

私もドローンユーザーの一人として様々なトラブルに着目してみなさまに伝えていければと思います。

 - 事故防止

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