とりあえず禁止にすれば波風たたないよねって感じでドローンに規制をかけないでほしい
2015/06/11
衝撃のニュースが走りました。
ドローンが首相官邸に突入した事件は記憶に新しいところですが、それを踏まえて大阪市が市内のおよそ980か所の公園すべてでドローンの飛行を禁止する対策を始めたようです。
こいったとりあえず禁止にしとこう的な風潮で他の自治体が追随していき、全国のいたるところに規制の輪が広がっていくことが懸念されます。
たしかにドローンに対してほとんど知識のない人たちからしてみれば、ドローンが増えていって世の中が便利になる未来よりも、ドローンが増えたせいで起こるトラブルの方しか想像できないからしょうがないのかもしれませんが、もうちょっと研究した上で規制をかけるかを判断してほしかったです。
しかし現在の法律ではドローンを街中で飛ばす事もある程度のルールを守れば違法ではありません。街中で飛ばすということは墜落した際に人にけがをさせる確率が高まります。
公園で飛ばせないのなら街で飛ばせばいいじゃん!みたいなことになったらなおさら人に危害が加わることになります。
そうなるのであれば、飛ばせる場所を制限するのではなく安全に飛ばせるルール作りに注力するべきです。
飛ばせる場所を制限されることによってドローンに触れる機会が減ってしまえば、ドローン人口を増やす事への障害になります。
ユーザーが少なければ新しい試みをする人たちの絶対数も少ないままです。そうなると日本のドローンによるイノベーションが起きにくくなり、発展を望むことができません。
総務省もドローンのメリットやデメリットを十分把握しているので、今慎重にルール作りをしていることだと思います。
どうか、ドローンが活用された明るい未来の為にも暖かく見守られる環境が構築される事を祈ります。
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