鹿児島県の無人島の新島（しんじま）を空撮してきました！

ようやく梅雨があけてドローンを飛ばす機会も増えてきそうですね。
ちょっとネットで無人島について調べてみたら、鹿児島県にもいくつか無人島が存在するようです。
まぁ鹿児島の場合海に囲まれてますし、南の方に島々を有しているので無人島くらいたくさんありそうですが、ほんとに何もない無人島だと上陸するのも難しいですし、上陸しても何も無さ過ぎてやる事が内なんてありえます。

新島について

私が目を付けた無人島は「新島」（しんじま）です。別名で燃島（もえじま）とも言うらしいですが、この島は1780年に海底隆起によって出来たようで、誕生して230年程度なんです。

そしてこの島は、今でこそ無人島となっておりますが、最盛期には250名ほどの人が住んでいました。だんだんと過疎化が進んで2013年に定住者がいなくなり、とうとう無人島となったという無人島なりたてホヤホヤの島なんです。

そんな新島ですが、現在（2015年7月）でも行政の連絡船が運航してまして、週に3日船が出ています。詳しくはコチラ

無人島ですが行政の連絡船で渡れるという気軽に行ける島なんですね。しかも片道100円とかなりリーズナブル。

私は鹿児島市に住んでいますので、ここまでの道のりとしては、まず市内から車で桜島フェリーに乗船し、フェリーの港から浦之前港まで車で移動して連絡船に乗りました。

桜島フェリー（15分）→浦之前港まで車移動（20分）→新島への連絡船（5～6分）

上記のようなタイムスケジュールですので、市内から1時間程度で行けるんですが、船の待ち時間や、初めての島への渡航などを考慮して余裕を持って出かけました。

ちなみに私は、この日は10：05浦之前港発の船に乗り、15：20新島発で帰って来ました。

浦之前港で新島への連絡船の船着き場には既に6名ほどの年配の男女のグループが船を待っていました。そのグループの方々に話を伺ったところ、この方々はたまに島に渡っては新島の施設の掃除や修繕などのボランティアを行っているみたいです。ちなみにそのグループの中に島の出身者の方もいました。

鹿児島に住んでても島の存在すら知らない人が多いですし、ましてや島に渡ろうという人はめったにいませんので、私たちの方が珍しがられました。

さて、島へは5～6分程度なのですぐに到着します。

定住者はいないっていってたけど定住者発見！ってちがうか定住猫でした。

生後数週間程度の子猫が五匹。何食べて暮らしてるんでしょう？親猫はめっちゃ警戒してたけど、たまたま持ってたジャーキーをあげたらめっちゃガッツイてました。子猫は母猫の母乳を飲んでました。けっこう痩せてましたが、お乳が出るようでよかった。

普段はたまに打ち上がった魚や鳥を捕獲したりしてるのかな？

島に着いた早々子猫に癒されましたが、うっかり猫で時間を30分も使ってしまいました。この後は誰も住んでいない民家や砂浜、廃校になった学校などいくつかスポットがあるので、一通り散策したあとにドローンを飛ばして撮影する予定。

無人島散策

集落へと通じる道。どっか違う世界へと迷い込みそうな雰囲気です。

最盛期で250人程度が住んでいたとはいえ、今では残ってる民家も数件程度です。2013年まで人が定住していたので、少し手を入れればまた住めそうな家もありますが、人の手が長年入ってないような家もあります。

昭和47年に廃校になった学校があるというのでどれくらいの廃れ具合（笑）なのか少し楽しみにしてました。しかし、思ったよりしっかりしていました。というのも、現在では資材置き場に使用されていて人の手が入っているからでしょう。

ちょうど隣の神社では修復作業をしていましたので、その作業に使う資材などが置かれているようです。

教室が思ったよりもキレイ。もしかしたら、廃校跡も島の集会所的な役割を担ってたのかもしれません。

ボランティアの方々によって修繕中の神社。

ここは昔かき氷屋さんがあったに違いない！と勝手に決め付ける。

神社の隣を抜けると、反対側の海に出ました。草木を刈りとって海沿いに道が出来てましたのでどこまで続いているのか延々と歩きましたが、とくに見どころがるというわけではなさそうなので途中で引き返しました。

ドローンを飛ばすぜ！

ひと通り散策したところで12時を過ぎたので、一旦昼食を取ることにしました。

島のボランティアの方が公民館を使いなさいっておっしゃってくれたのでお言葉に甘えて中で持参したおにぎりを食べることにしました。おにぎりの他はちょっとした惣菜と漬物。とても豪華とは呼べない食事でしたが、ボランティアの方から鶏汁や海鮮サラダやスイカを頂きました。ありがたい。おかげでお腹いっぱいです。

さて、腹も満たされたところで島の空撮をと外に出ました。ちょっと小雨が降ったりして不安ですが、基本外は明るいのでなんとか大丈夫だろうと判断しての決行。

島の港が広いのでそこで少し練習してから録画を開始して一気に上昇させて島の周辺景色や島自体の撮影。

カメラの操作をしながらPHANTOM3の操縦ってのがまだ慣れていないってのとやはり外は明るいのでタブレットのFPVが思った以上に見づらい。。。ってことでやはりシェードが必要だなと痛感したのでありました。ってことで↓を検討中。

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モニターで撮影した映像をまともに確認できなかったので、あとから録画した画像を確認したらガッカリしたYO!

けっこう早いスピードでぐるぐる回しちゃってるのでゆっくり景色が見れない。あとカメラの上下操作が雑過ぎて凹んだ。。。

とはいえ、今回海と森にロストするのが怖くてほぼ港の上空からの撮影になってしまったけど、一応島の全体像は撮影できてよかった。

この記事を投稿するタイミングで動画をアップする予定でしたが、4Kで撮影した動画の編集はめちゃくちゃ大変だと判明。
※8/12動画UPしました

普段MacBookAirのiMovieで動画を編集してるんですが、Macに入れた動画データをアプリに読み込んで再生させたらめちゃくちゃ重い！動画自体は4Kなのですごく画質が良いのですが、私のマシンでは手に余るようです。

次回の空撮からは高画質が必要となる場合を除いて画質を落とした撮影をしようと思います。